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✨秋田希望キリスト教会 献堂礼拝

― 暗闇に光を、秋田に希望を ―

秋田希望キリスト教会が開拓から12年、ついに献堂礼拝を迎えた。小さな始まりから地域に根ざした歩みを重ね、いま「希望」という名にふさわしい証しが実を結んでいる。



開拓の始まり ― 秋田に導かれて

13年前、牧師は山形での教会開拓の経験を経て「次は秋田へ」と導かれた。当初は学生伝道を中心に取り組んだが、卒業とともに多くの若者が都市へ去ってしまう現実に直面した。その痛みの中で、地域の人々と共に歩むことことも使命であると悟り、腰を据えた地域宣教にも力を入れた。


困難と地域との歩み

秋田は保守的な土地柄で、地域に溶け込むには長い時間を要した。特に教会建設の際には「木くずが落ちる」との苦情や警戒の声もあったという。しかし10年以上の地道な奉仕を通じて、教会は「変な外国人の集まり」ではなく「地域に役立つ存在」と認められるようになった。

その象徴が除雪と草刈り奉仕だ。豪雪の冬には地域の道を除雪し、夏には草刈りを担う。ある住民は「助かっています、ありがとう」と声をかけ、距離は確実に縮まっていった。


忘れられない感動の瞬間

今回の献堂に至るまでには、国内外の教会からの祈りと支援があった。牧師はこう語る。

私たちの力だけではできませんでした。多くの祈りと助けが積み重なり、神様が導いてくださったのです」

洪水の際には教会の駐車場を避難所として提供し、地域の人々の役に立つこともできた。その経験は「地域と共に歩む教会」の姿をさらに確かなものにした。


現在の働きと地域へのビジョン

礼拝や宣教活動の中心は、地域の人々との関わりにある。秋田には戦後の歴史を背景に多くの在日コリアンの方々も住んでおり、彼らが抱える痛みや傷に寄り添い、「イエスの愛による癒し」を伝えることが大きな使命となっている。秋田は人口減少や自殺率の高さで「消滅可能都市」と呼ばれる厳しい現実を抱えている。しかし牧師は確信をもって語る。

「だからこそ、この地にイエス・キリストの希望を伝えたいのです。暗い現実の中に、光であるイエス様を届ける。それが私たちの使命です」

感謝とこれから

12年間の歩みを振り返り、牧師は深い感謝を表した。

「私たちの教会は小さな群れです。私たちの教会は小さな群れです。客観的に見れば何もできないような存在に見れるかもしれません。しかし主は働いてくださり、人を動かし、財源を与え、道を開いてくださいました。ここまで来られたのは、祈りと支えのおかげです」

献堂礼拝はゴールではなく新たな出発。秋田希望キリスト教会はこれからも「地域に仕える天国文化」を実践し、秋田から日本、そして世界へと希望の光を届けていくだろう。


申旼錫宣教師インタビューオーディオクリップ

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秋田希望キリスト教会 献堂礼拝の一日

12年の祈りと歩みを経て、秋田希望キリスト教会はついに新しい礼拝堂の献堂を迎えました。その日の礼拝は、まさに天と地が喜びに満ちたひとときでした。


開会と祝賀の響き

司会牧師の進行で礼拝が始まると、祝賀コンサートが会堂に響き渡りました。韓国から駆けつけた李ボング牧師による特別な音楽は、会衆の心を一つに束ね、感謝と賛美の雰囲気に包みました。続いて、新聖歌145番の力強い合唱が鳴り響き、朴今錫牧師(福島希望キリスト教会の代表祈祷が捧げられました。



御言葉と特別賛美

聖書朗読はコリントの信徒への手紙第一3章9節・16節。金恩栄牧師(新潟みのりキリスト教会)が朗読し、会衆に「神の建物」としての教会の意味を深く問いかけました。さらに、「Goodness of God」の特別賛美が秋田希望キリスト教会のメンバーによって歌われ、その旋律は神の恵みを証するものとなりました。


申ギヒョン牧師(韓国イハン教会)の説教は「神の畑、神の建物、神の神殿」。この新しい会堂が単なる建物ではなく、神ご自身が住まわれる神殿であるという力強い宣言に、会場は深い感動に包まれました。


祝辞と感謝の言葉

静岡、秋田、東京、大阪、韓国から牧師たちが祝辞を述べ、長年の祈りと献身に共に喜びを分かち合いました。それは、秋田という地方都市における宣教の重要性を示す連帯の証でもありました。



感謝と献金の祈り

申牧師による経過報告に続き、「誰も見たことのないことが」という賛美の中で献金が捧げられました。祈りを導いたのは李格寅牧師(山形しあわせキリスト教会)。

礼拝の締めくくりには新聖歌63番が高らかに歌われ、林東虎牧師(横浜キリスト教会)の祝祷によって全体が結ばれました。


笑顔の写真撮影で幕

礼拝後には記念撮影が行われ、牧師や会衆の笑顔が新たな歴史の1ページを刻みました



献堂礼拝の食事などの準備

献堂礼拝の食事などの準備と整理にヨハネ東京キリスト教会の聖徒たちの献身的な助けの手を神様が嬉しく受けられました。



献金賛美

ヨハン東京キリスト教会の聖徒たちが賛美を歌う時、賛美を歌う人々や聴衆たちは神の働きを願って目を濡らしました。

「誰も見たことのないことが」

誰も見たことのないことが今この地に起こる

誰も聞いたことのないことが今起こる

祈りは聞かれている 叫び続けよう

主のなされる みわざを伝えよう

荒野には道を 荒地には川を

新しい事が 今この地に起こる


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献金讃揚の歌詞のように秋田の地に秋田希望キリスト教会を通じて

神様の働きが起きることを祈ります




秋田希望キリスト教会献堂礼拝実況


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